投資信託について勉強してみた(その4)~投資信託の仕組みとしての安全性~






こんにちは。gooです。


投資信託について勉強するシリーズ、”その4”です。


前回は、「投資信託について勉強してみた(その3)~投資信託の仕組み~」を学びました。

投資信託は、前回の投資信託の仕組みで勉強したとおり、販売会社運用会社信託銀行といった機関が、それぞれの役割を行うことで成り立つものです。

投資家は、それを信用してお金を出して購入します。


しかし、この信用して購入した投資信託の、それぞれの機関が、なくなるようなことになってしまったら、どうなるのでしょうか?

今回はそれについて、勉強していきます。



投資信託の商品としての安全性


投資信託を購入して、それに関わる機関が、なくなるようなことになってしまった場合について、次のようになります。


販売会社の破たん


販売会社が破たんした場合、投資したお金は信託財産として、信託銀行に移っているため、ほぼ影響がありません

購入した投資信託は、使用していた販売会社の破たん後は、別の販売会社に移されて、そこで、引き続き取引することになります。


運用会社の破たん


運用会社が破たんした場合、これも、投資したお金は信託財産として、信託銀行に移っているため、ほぼ影響がありません

ただし、運用されていた投資信託は、別の運用会社で運用されるようになれば、そのまま運用を続けられますが、どこも引き受けてくれなかった場合、破綻したときで運用が終わる、繰上償還となります。


信託銀行の破たん


信託銀行が破たんした場合、投資したお金は信託財産として、信託銀行にありますが、銀行本体の財産とは別に管理するように、法律で決まっています。

そのため、投資したお金については、ほぼ影響がないことになっています。

この場合、他の信託銀行に、信託財産として移されれば、そのまま投資信託を保有できますが、できない場合、破たんしたときの基準価額で解約することになります。



投資信託の仕組みとしての安全性のまとめ


今回勉強した内容は、


  • 投資信託にかかわる各機関が破たんしても、投資したお金は大丈夫
  • 投資信託にかかわる各機関が破たんしても、うまく移管されればそのまま運用できる
  • 移管できなかった場合でも、投資信託や財産がなくなることはない(その時の基準価額や繰り上げ償還となる。)


ことが分かりました。


会社などが破たんすると聞くと、とても怖いことだと思います。

しかし、投資信託に関しては、仕組み上、投資したお金がなくなるということはないようなので、いざというときは、冷静に行動できるよう心掛けておきたいと思います。


お金のことは大丈夫だとして、色々な手続きに翻弄されたり、心理的なショックはあるはずです。

ですので、できるだけ破綻しなさそうな機関選びは、大切だと考えます。

選ぶ方法はわからないので、これまた勉強です…




今回はこの辺で。
ありがとうございました。




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