こんにちは。gooです。
投資信託について勉強するシリーズ、”その7”です。
前回は、「投資信託について勉強してみた(その6)~投資信託のリスク~」を学びました。
そこで、リスクについて知りましたが、それらを上手に抑える方法については、「投資の基本について調べてみた、5つのポイント(その2)」ですでに学んでいます。
そこでは、「資産分散」・「時間分散」・「中長期保有」で、リスクをできるだけ低く抑える方法を知りました。
今回は、リスクを抑える方法として、時間分散を可能とする方法、”積立投資”について、少し詳しく勉強していきます。
積立投資とは
積立投資とは、投資信託を、ある一定の金額か、一定の数量で、一定の周期で買い続ける方法です。
「積み立てするときは購入回数であまり差がない」を記事にした時、周期の回数でリターンについては、あまり変わり差がないことを知りました。
このことから、一定の周期といってもあまり悩まずに、自分にあったやり方で毎日、毎月、3か月毎から選べばいいと思っています。
積立投資のメリット
積立投資で得られるメリットは、次の3つです。
- 少額で購入できる。
- 毎回注文しなくてもいい。
- ドル・コスト平均法の効果を得られる。
ドル・コスト平均法とは
ドル・コスト平均法とは、ある商品を、一定の金額で、定期的に買い続けて、結果的に購入コストを抑えることができる方法です。
言葉にすると、わかりにくいので、例として次のように計算してみます。
ある商品が、次の値段で変化しました。
1月 1,000円
2月 900円
3月 800円
4月 1,000円
5月 1,200円
6月 1,200円
7月 1,100円
8月 1,000円
9月 1,100円
10月 900円
11月 900円
12月 1,000円
年平均1,008円となりました。これを、毎月10,000円ずつ購入することにします。
すると、次の口数買えることになります。
1月 10口
2月 11.1口
3月 12.5口
4月 10口
5月 8.3口
6月 8.3口
7月 9.1口
8月 10口
9月 9.1口
10月 11.1口
11月 11.1口
12月 10口
計 約120.7口
これから、1口あたり、約994円で購入することができました。
このように、年間を通して価格が変動があっても、結果的に高い価格で購入しなくて済む結果になります。
この方法は、投資の世界だけでなく、普通の生活でも、ガソリンを買うときや量り売りしている商品に使えば、結果的にお得になっているかもしれません。
これが、時間分散する醍醐味といえます。
積立投資のやり方
積立投資のやり方は、利用する金融機関で違って来るとは思いますが、次のようなやり方があります。
- 預金口座から毎月引き落とし
- 金融機関から毎月振り込み
- 給料天引き(財形など)
積立投資で時間分散のまとめ
今回、勉強したことは、ドル・コスト平均法を使って、購入する価格を抑えることができることが分かりました。
これは、購入するとき、今が一番安い時なのだろうか?とタイミングをいちいち考える必要なくなります。
また、悩む必要がなくなり、結果安く買えているはずと思えるため、コツコツ長期間続ける余裕が出てきます。
つまり、積立投資をすることで、「時間分散」・「中長期保有」が自然とできてしまいます。
残る「資産分散」については、自分で考えて、色々な商品を検討することが大事ですが、少なくとも、同じような商品は買わないことで、回避できるはずです。
どっちにしても、じっくり取り組んでいくことが大事だと思います。
今回はこの辺で失礼します。
ありがとうございました。
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