こんにちは。gooです。
先日、保険の見直しを、突然、思い立ち、保険会社に資料請求をしたときの話です。
保険の見直しをしようとしたきっかけ
保険の見直しをしようと、思い立った理由は、このブログ「さんかんしおん」を始めたころ、ライフプランを考え直していました。
その時に、保険のことも調べていたのですが、その時、支払っている保険料が高い気がしてしまいました。
「保険はもう要らない…かも(現状把握編)
(https://sancansion-life.blogspot.com/2017/10/blog-post_23.html)」
「保険はもう要らない…かも(生命保険解決編)
(https://sancansion-life.blogspot.com/2017/10/blog-post_8.html)」
このことが、頭の片隅に残っていたので、何とかしないといけないかなあと思って、とりあえず、資料請求からしてみることにしました。
資料の請求
資料を請求する方法は、もちろん、ネットからしました。
以前は、担当者や代理店に連絡を取って、そのあと、郵送してもらえれば良い方で、ほとんどが、直接会わないといけないものでした。
そう思うと、今は便利な世の中になったなあと感じています。
資料が送られてきた
資料を請求した後、ほどなく資料が送られてきました。
送られてきた資料は、資料請求した商品について、詳しく書かれた内容が入っていました。
それと一緒に、
「後日、代理店から商品についての説明があります。」
と書かれた資料が…
う~ん、なんとなくですが、この時点で何か嫌な予感がしました。
代理店からの連絡
資料が届いてから、約1週間後のことです。
とうとう、来てしまいました。
そうです、登録していた連絡先に、電話で連絡がありました。
無視するのも悪いので、恐る恐る、電話に出ました。
電話に出ると、早速、営業活動が始まりました。
どんな内容だったかといいますと、
- 資料請求した商品についての説明
- 資料請求した商品についての注意事項
- 人生設計から考えた”ご提案”
というものでした。
資料請求した、商品についての説明と、注意事項については、ごくごく当たり前の対応ということで問題ありませんでした。
ですが、その次の”ご提案”というものが、gooには引っかかりました。
その、提案された商品が、”外貨建て保険”だったのです。
外貨建て保険とは
外貨建て保険とは、支払う保険料や、受け取る保険金などを外貨(日本以外の、外国のお金)で運用・保有されている、商品になります。
日本円で保険をかけているよりも、安い保険料になったり、高い死亡保障や解約返戻金が期待できることを売りにしているようです。
外貨建て保険を提案された理由
代理店の担当者によると、外貨建て保険を提案した理由について、次のように説明されました。
(代理店の担当者が、話している雰囲気で、書いています。)
高い金利
日本では、現在、金利が低金利なので、まったく資産が増えません。
ですが、海外に目を向けてみると、日本よりも有利な金利で、資産を運用できます。
為替の変動
基本的に、外国の通貨の価値は、日本円に対して、変動します。
こういうことを、為替変動というのですが、円安になったときに、資産価値を減らさずにすみます。
リスクの分散
「すべての卵を1つのかごに盛るな」という格言があることをご存知でしょうか?
これは、卵を運ぶときに、1つのかごで運んでいた場合、もし転んでしまったら、すべての卵がこぼれてしまい、駄目にしてしまいます。
これを、複数のかごで、分けて運ぶことができた場合どうでしょう?
もし、1つのかごを落としたとしても、残りのかごに入っている卵は無事です。
このことから、通貨を一つの通貨、つまり日本円だけでなく、外国の通貨にも分散していけば、何かあったときに安心ですし、安定して資産を運用することにもつながります。
外貨建て保険を提案された理由を聞いて聞き返してみた
代理店の担当者から説明されたあとに、次のようなことを、やんわりと聞き返してみました。
(gooが聞き返した雰囲気で、書いています。)
高い金利
「海外に目を向けてみると、日本よりも有利な金利で、資産を運用できます。」
とのことですが、そもそも、保険で高い金利で運用する必要性はありますか?
何かあったときの為に、備えるものだと思っているので、終身保険とかであれば、保険料を払い込んだ額を下回らなければ、とりあえずいいのでは?
為替の変動
「基本的に、外国の通貨の価値は為替変動で、変動していくので、円安になったときに、資産価値を減らさずにすみます。」
とのことですが、逆に円高になったときは、資産が目減りするのでは?
日本円に変えるタイミングを選べるのであれば、少しは対策できるかもしれませんが、タイミングも選べない、将来の価値もわからないでは不安しかありません。
リスクの分散
「すべての卵を1つのかごに盛るな」という格言があることは、知っていました。
例を挙げてもらったとおり、リスクを分散する考え方は、大事だなあと思います。
ですが、そもそもこの考え方って、通貨に対してではなく、保有している資産を、色々な金融商品で組み合わせて運用・保有する考え方ではないですか?
それに、保険を使って、資産のリスク分散する意味があるとは思えないのですが。
契約した保障を、必要な時に、確実に、受け取れることが、リスクが無くていいといます。
担当者の反応
gooがあらかた質問した後、担当者が、あっさりと提案を引っ込めてくれました。
代理店の担当者が言うには、
「この先、教育費等で、お金が必要になってくるかと思い、貯蓄性が良くて、保険料も割安にできる商品かと思い、提案させてもらいました。」
とのことでした。
しつこく、提案を続けられると思っていたところ、簡単に引き下がってくれたので、拍子抜けしました。
今回のように、保険の勧誘を受けているような状態は、だんだん時間がたつにつれ、断りにくくなっていくので、とっても苦手です。
とりあえず、ひと安心でした。
外貨建て保険を提案されてしまったけどお断りできたはなしのまとめ
今回、保険の見直しをしようと思い立ち、資料請求したことで、少し大変な目にあいました。
外貨建て保険については、代理店から提案されたとおり、通常の保険商品より、貯蓄性が良いという特徴は、魅力がある商品だとは思います。
でも、保険に求めるところは、そこが重要ではなく、契約した保障を、必要な時に、確実に、受け取れることが大事だと思います。
外貨については、わざわざ保険で運用するよりも、自分で、外貨預金やFXを使って運用した方が、流動性もあって、換金性も高いので、有利じゃないかなあと考えています。
資産運用するうえで、面倒くさい手続きが必要な、保険で運用する理由が見つからないのです。
もしかしたら、保険金で受け取る場合、税金の面で有利になるのかもしれません。
ただし、その場合でも、手数料が発生するので、それ次第では有利とも言い切れません。
換金時、円安である保証もないですし…
それにしても、提案された保険を、代理店があっさり引っ込めてくれたのには、正直言って、助かりました。
保険の勧誘というと、じっくりと時間を使って、同じことを繰り返し聞かされて、じっくりと契約をお願いされる印象でしたので…
今回に限って言えば、電話での提案というのが良かったのかもしれません。
電話だと、長々と話をするのは難しいですから。
もし、対面販売みたいな形だったら、もう少し粘られていたかもしれません。
今回気づいたこととして、保険の加入は、通信販売形式が良いなあと思いました。
自分で商品の内容について勉強して、納得して商品の申込の請求できます。
契約するときも、もう一度考える時間があって、そのうえで、自分で選んだ商品に入れるので。
自分の意志でやる!、というのが一番です。
今回はこの辺で失礼します。
ありがとうございました。
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