こんにちは。gooです。
投資信託について勉強するシリーズ、”その15”をお送りします。
投資家が直接支払う費用
投資信託について、投資家が直接支払う費用は、次のように、分けることができます。
購入時
投資信託を購入するときに、販売会社に支払いが発生します。
これを、”購入時手数料”といいます。
この費用の額は、投資信託によって様々ですが、手数料のかからない投資信託(ノーロード)もあります。
また、購入時、手数料がかからないと思っていても、解約時にまとめて支払うものもあるので、注意が必要です。
収益分配時(分配金受取)
投資信託で、分配金の支払いが発生したときに、税金を支払わなければいけません。
これは、所得税15%と地方税5%、合わせて20%の税金がかかることになっています。
ただし、2013年1月1日から、復興特別所得税2.1%が所得税にかかりますので、現在、20.315%の税率が課されています。
解約時(償還時)
解約時(償還時)、次のような費用が発生します。
信託財産留保額
この費用は、残された投資信託の運用にかかるコストを、負担する目的で支払うものです。投資信託の運用中に、途中で解約されてしまうと、運用している株式等の売却や、組み直しが発生してしまいます。
その際に、費用が発生するため、換金する投資家に負担してもらう仕組みになっています。
投資信託によっては、費用が発生しないものもあります。
所得税・地方税
投資信託の解約時(償還時)の基準価額が、購入したときの基準価額を超えているときに、税金が発生します。収益分配時(分配金受取)のときと同様に、20.315%の税率が課されます。
間接的に支払っている費用
投資信託について、投資家が間接的に支払っている費用は、次のように、分けることができます。
毎日
投資信託を保有している間、次のような費用が発生しています。
運用管理費用(信託報酬)
運用管理費用(信託報酬)は、次のような費用になります。- 運用会社:運用にかかる費用と報酬
- 信託銀行:資産の保管と管理に対する費用
- 販売会社:収益分配金や償還時の支払事務手数料や、運用報告書の発送費用等
監査報酬
監査報酬は、公認会計士等にかかる費用になります。法律で監査が義務付けられているので、必ず発生する費用です。
株式などの売買時
株式などを売買するときに、費用が発生します。
これを、売買委託手数料といいます。
売買の頻度や、金額などによって額が変わります。
投資信託にかかる費用のまとめ
今回、投資信託にかかる費用について勉強しました。
勉強してきたとおり、投資信託にかかる費用は様々なものがあります。
この費用は、必要なものもありますが、自分で投資信託の商品について、きちんと勉強して、選択できれば、減らせそうなものもあります。
そのためには、各投資信託が出している、投資信託説明書(目論見書)を確認していかないといけません。
それ以外には、ネットの力を借りて、詳しく解説しているWEBサイトを、見るのもいいかもしれません。
そこで得た知識から、どの商品が良いか、自分で判断することが大切だと思います。
今回は、この辺で失礼します。
ありがとうございました。
|
|
0 件のコメント :
コメントを投稿