教育資金 考えたこと

最近話題の「教育無償化」はどんな感じなんだろう

こんにちは。gooです。


タイトルにあるとおり、最近「教育無償化」というキーワードで、テレビや新聞、ネットニュースなどで報道されています。

そういう報道を見る限り、幼児教育の無償化に比重が置かれているような内容でした。


正直、「なんだか期待外れだな～」と思いつつも、きちんとした内容が知りたくて、少し調べてみることにしました。

人生100年時代構想会議

いきなり、お堅い会議名を持ち出してすみません。。。

見出しにある、「人生100年時代構想会議」とはなにかといいますと、

人生100年時代を見据えた経済・社会システムを実現するための政策のグランドデザインに係る検討を行うため、「人生100年時代構想会議」が設置されました。

※引用：首相官邸「政策会議」
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/jinsei100nen/index.html


というものらしいです。


なぜ、この名称を持ち出したかといいますと、この会議の中で「幼児教育、高等教育の無償化・負担軽減」という議題で、教育無償化を話し合っていたからです。

幼児教育、高等教育の無償化・負担軽減で話している内容は？

会議の議題で上がっている内容に、配布資料がありましたので、それを見てみると、

※出典：首相官邸「第2回　人生100年時代構想会議　配布資料1」



これを見る限りでは、無償化をどうするというものではなく、「少子化対策でアンケートを取ったら子育て費用の負担が大きいという結果だから、現状はこうですよ」といった内容に思えました。

つまり、ニュース等で報じられている内容については、全く形になっていないものを話しているだけなので、この先どうなっていくかわからない段階なんだと思います。


その他の資料については、以下のWEBページで見ることができます。

※参照：首相官邸「第2回　人生100年時代構想会議　配布資料」
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/jinsei100nen/dai2/siryou.html

本当に無償化になるのだろうか？

上の資料を見る限り、具体的なことが書かれていないので、話題だけかな？と思っていたところ、

「幼児教育の無償化は、子育て世帯を応援し社会保障を全世代型へ抜本的に変えるために、一気に進めていく必要があります。広く国民が利用している３歳から５歳児の幼稚園、保育園については、全面無償化いたします。また０歳から２歳児についても、待機児童の解消を進めるとともに、所得の低い世帯について無償化を行います。
　格差の固定化を防ぐため、どんなに貧しい家庭に育っても意欲さえあれば専修学校、大学に進学できる社会へと改革します。所得が低い家庭の子供たち、真に必要な子供たちに限って高等教育の無償化を実現します。授業料の減免措置の拡充と併せ、必要な生活費を全て賄えるよう、給付型奨学金の支給額を大幅に増やしてまいります。」以下続きます。

※引用：首相官邸「人生１００年時代構想会議　会議での総理挨拶」



とのことでした。

このコメントからは、幼稚園、保育園については無償化が進んでいくかもしれないですね。

高等教育については、gooは高校の教育を含んだものと思っていたのですが、大学の教育のことを言っていたのですね。

残念…

そして、これについては所得制限がかかるみたいですね…


所得制限をかけることは仕方ないとしても、「高校」→「大学」といった進学方法があたりまえでない環境を、考えるのも一つの手段じゃないかなと思います。


「高校」→「大学進学を前提に就職」→「在職しながら大学」みたいな環境ができれば、無理な大学進学とかなくなるんじゃないかなと考えてしまいました。

すみません、妄想です…

教育無償化について調べて感じたこと

今回、教育無償化について、調べてみましたが、やはり、期待していたものとは違っていた感じでした。


gooの期待していたものは、

「幼児から成人に至るまで、誰でも同じような教育を受けられるようにしてくれること」

でした。

まあ、現実的でないので実現性に乏しいですが、できれば部分的なものではなく、大きな目標を掲げたうえで、実現するために丁寧に説明してくれるような事をやって欲しいな～とおもいます。



今回はこの辺で。
ありがとうございました。

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