お金のこと 保険

生命保険の加入を考えている人は少し待った方が良いかも

こんにちは。gooです。


今、生命保険を考えている方は、もう少しだけ、検討したほうが良いかもしれません。

こんなニュースの記事が目に入りました

先日、ニュースを見ていると、この記事が目に入りました。

日本生命保険が死亡保険の保険料を最大で2割下げる方針を固めたことが15日、分かった。長寿化が進み、支払う死亡保険金が減少傾向となっていることを反映する。生保各社も死亡保険料の見直しを進めており、家計の保険料負担が和らぎそうだ。値下げは、各社の商品設計の基準となる「標準生命表」が11年ぶりに改定されたため。生命表は統計を参考に年齢ごとの死亡率を定めている。2018年度以降の適用分では、長寿化で全年齢の死亡率が改善し、40歳男性の死亡率は千人当たり1.48人から1.18人に、40歳女性は同0.98人から0.88人にそれぞれ減少する。

参照：©一般社団法人共同通信社（2018/2/15 19:11）：日本生命が死亡保険料を値下げ(https://this.kiji.is/336812601898157153?c=39546741839462401)




あまり、話題にはなっていませんが…

gooは、注目してしまいました。


2018年4月から、上の記事に書かれている、保険会社の”日本生命”が、保険料の値下げを検討しているようです。


さらに、色々調べてみたところ、日本生命以外にも、他の保険会社各社が値下げを検討しているらしいです。

なぜ生命保険料が下がるの？

なぜ、生命保険料が下がるのか？

その理由についてですが、関係してくるのが、記事に書かれている「標準生命表」です。


標準生命表というのは、”公益社団法人 日本アクチュアリー会”という、法人が出している、平均余命や年齢別にまとめた資料です。


”公益社団法人 日本アクチュアリー会”…

なんだか、いかにも胡散臭そうな名前ですが、明治32年(1899年)に創立された、歴史を持つ団体のようです。

日本アクチュアリー会の概要：http://www.actuaries.jp/intro/index.html

さて、その標準生命表ですが、2007年に最後の改定されて以来、11年ぶり、久しぶりに改定されます。

そして、その改定で、最近の死亡率が低下している影響を受けて、”予定死亡率”の項目が低くなるそうです。


保険会社は、その予定死亡率をもとに、保険料を決めています。

ですので、予定死亡率が下がることで、死亡保障の保険料も、安くなるような仕組みになっています。

注意すること

保険料が安くなると書きましたが、その要因は、死亡率が低下して、死亡保障を支払う機会が減少するからです。

ということは、長寿化が進むということなので、それに伴って、医療にお金を使う確率が増えます。


そこで、何が言いたいかと言いますと、民間医療保険やがん保険などの、治療するために必要な費用の保障は、保険を利用者する人がこの先、増えることになるので、死亡保障の保険料とは逆に、高くなる可能性があります。


また、死亡保障の保険料は、安くなるのかもしれませんが、保険会社ごとに考え方が違ってくるので、必ずしも保険料が安くなるとは限らないので、加入したい保険会社に、必ず問い合わせをしましょう。

まとめ

今回、


生命保険料が安くなるかも！


という感じで、記事を書かせてもらったところなんですが、では、自分はどうするのか？と考えたところ…


結論。


gooは、入る気はさらさらありません。


記事を投稿しておいて、なんですが、いくら保険料が安くなるからって、2017/10/24に書いた記事、「保険はもう要らない…かも（生命保険解決編）」で、保険はもう十分と結論を出していたからです。

「保険はもう要らない…かも（生命保険解決編）
(https://sancansion-life.blogspot.com/2017/10/blog-post_8.html)」

保障が足りている、どころか、少し保険かけすぎかな？くらいの勢いで、記事を書いています。

きちんと、必要保障額を算定したわけではないですが、同年代の平均よりも保険料が多かったのが、ネックになっていました。

「久しぶりに、見返してみたら、なんだか微妙だな…そのうち、リライトしよう(-_-;)」余談


ただし、まだ死亡保障がなくて、残された家族等に、何らかの対策を考えているかたは、今回のような改定の時期に、生命保険を検討してみるのもいいのかもしれません。

その時は、自分の人生設計、つまりライフプランをきちんと決めて、検討することをお勧めします。

でないと、gooみたいに、入りすぎ～みたいな状況になりますよ。




今回はこの辺で失礼します。
ありがとうございました。



この記事は、保険加入を、お勧めするものではありません。
保険の加入は、自分の判断で、よく検討して、自己責任でお願いします。

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